海外駐在員 マルタ共和国 訪問レビュー
地中海に浮かぶ島 マルタ共和国
マルタ共和国は地中海の真ん中、イタリアとチュニジアの丁度中間のあたりに位置する国です。温暖な気候、新鮮な魚介類にワイン、オリーブとこれぞ地中海と言った国です。
人口は50万人弱、イギリス連邦加盟国と言うこともあり、イギリスからの移民、長期滞在者も多いです。英語が公用語なのも旅行しやすい点のひとつですね。
特に競争力のある産業がある訳では無く、観光資源がメインの国ですが、のんびりとした休日を過ごしたい方にはお勧めの国です。
訪問した街
私が今回訪問したのは、マルタ島北部コミノ島、メリーハ、サンジュリアン、スリーマ、バレッタです。北部は人も少なく、中心部のバレッタ、スリーマにはないビーチもあるので海が好きな方は是非北部へ。
私が訪問したのは2019年の5月でしたが、早朝や夕方以降は薄手の長袖があると丁度良い気候でした。
空港からCIRKEWWA方面へ
私のマルタ訪問の第一の目的はダイビングでしたので、空港からCIRKEWWA方面に直接向かいました。空港からはX1のバスが北部へ出ているので、X1のバスで向かいました。確か2Euroだったと思います。空港から中心地近くを通るまでの道が混んでおり、また曲がりくねっているので1時間半ほどの道のりですが結構酔います。
コミノ島でのダイビング
ゴゾ島ダイビングとコミノ島ダイビングで悩みましたが、コミノ島ダイビングを選択しました。(日数の関係でどちらかしか難しかった)
選んだ理由は、何よりもコミノ島の海の青さを体験したかったから。それも海中から体験したかった。正解でした。魚影はむしろ日本で潜った方が余程楽しめますが、この海の青さは他では見たことありません。洞窟探検も楽しめます。
2本ダイビングしましたが、初回が洞窟ダイビング、2本目が沈船ダイビングでした。沈船ダイビングは紅海で潜った時の感動が大きすぎたので、余り感動しませんでした。
バレッタ、スリーマ、サンジュリアン観光
ダイビング後はスリーマに移動し、スリーマに宿泊しながらバレッタ観光行いました。(北部からスリーマまでは、ダイビングショップのイギリス人スタッフが送ってくれました。こういったホスピタリティも嬉しかったです。)
バレッタにはスリーマからフェリーで数分です。街全体が世界遺産ということで、とても綺麗な街並みです。が、やはりそこは地中海、北アフリカの一部の都市との類似点も多く、私には余り新鮮さが無く1時間程度の散策で街歩き終了してしまいました。
私としては地中海の太陽を浴びつつ、スリーマやサンジュリアンの海沿いの道を歩いて美味しいものを食べたり、ビールを飲むのが幸せでした。中心地でも、マルタの海は綺麗です。泳いでる人も多く、豊かさを感じました。
マルタ料理
マルタ料理はイタリア料理の影響を強く受けていると感じました。イタリア料理とイギリス料理、一部フレンチも混ざったような、それでいて独特な料理です。
私がディナーで訪れたのは、他のブログ等でも評価の高かったスリーマにあるTa Kris。19時頃訪問しましたが、既に満席で若干待ったところで、レストランなのか只の通路なのか良く分からない席を案内されました。食べたのはブラジオリ、ミートボールを牛肉で巻いた非常にヘビーな料理です。赤ワインで煮込んでいるのか濃厚で、とってもおすすめです。
翌日、マルタ最後の昼食に選んだのはサンジュリアンのGululu。スリーマから30分ほど歩いたところで到着しました。食べたかったのは魚介のスープと、ウサギ肉のパスタ。魚介のスープは濃厚なスープを期待していましたが、あっさり系、これはこれで美味しいです。ウサギ肉のパスタはボロネーゼのウサギ肉版といったところ。
以上、地中海に浮かぶ小さな島、マルタ共和国。とってもおすすめです。