【海外駐在生活】アフリカでのコロナ状況
世界のコロナウイルス事情
コロナウイルスは、海外のニュース等ではCOVID-19と記載されています。Coronavirus -2019を呼びやすくするためにCOVI-19にしたとか。
WHOが日々更新しているレポートによると、2月27日時点で83,000人の感染者が確認されており、24時間で1,200人近く増えているとか。日々更新されているので、どれだけの速度で24時間の感染者数が増えていっているかも分かります。これ、当然コロナウイルスかどうかすら十分な検査を受けられる施設が無い国はアフリカに数多くあり、中国人が多い国も当然あるので実態は更に多くの感染者数が想定されるでしょう。
中国では既に78,630人の感染者がおり、2,747名の死者がいるとの報告。これもあくまで確認できている数字です。
アフリカ大陸のコロナウイルス
アフリカ大陸では現時点でCOVIDの症例が確認されているのはエジプトとアルジェリアで1名ずつのみです。(WHOサイトでは未だ報告されていませんが、ナイジェリアでも1名のCOVID発症が確認されたとの報道)
しかしそもそもアフリカ大陸の医療事情は総じて低く、検査施設も十分にあるとはいいがたいです。WHOのexpertが駐在しているのはセネガルと南アフリカのみ。他にケニア、ナイジェリア、モロッコあたりはそれなりの医療水準期待できると思いますが、その他の国の医療設備ではどこまで検査できるのか、アフリカ大陸に駐在する日本人としては、とても信用できる医療水準ではありません。
アフリカに暮らすアジア人
アフリカ大陸全体では100万人以上の中国人が暮らしていると言われています。その中でも最大勢力は南アフリカで35万人以上、続いてアンゴラ、マダガスカル、エチオピアと続くらしいですが、どこも医療設備は脆弱と言わざるを得ません。そして、実態はそんなものではない数の中国人がアフリカで暮らしていると思われ、確定できていないものの遥かに多い数のCOVID症例があるだろうという不安は拭えません。
私自身、アフリカ某国に住んでいて普段からローカルの人たちからはあざ笑うようにニーハオ、チンチョンチャンと言った差別としか思えない声かけをされ、非常に不快な思いをしていますが、最近はコロナーと言う声掛けに変わり、日々イライラしながら生活しています。
既にCOVIDは中国だけが発生源ではなく、アフリカでのアルジェリア、ナイジェリアそれぞれの発生はイタリア人がイタリアに帰国後、それぞれの国に再入国した際に起きたようです。
今後どうなっていくのか、アジア人への見方、ヨーロッパへの出入国の行方など、色々と不安が絶えないアフリカ生活です。