【海外駐在員】 海外駐在員になるには
海外駐在員の魅力
私が海外駐在員になりたいと思ったのは、大学入学後でした。大学入学前には私の周りで海外で働く家族で暮らす友人や、外国人の同級生もいなかったので海外駐在なんて考えたこともありませんでした。
大学入学後、海外へのバックパック旅行や、外国人の友人との付き合いが増えるにつれて海外で働きたいという思いも募り、気づくと海外駐在員の道を選択していました。
海外駐在員の魅力は大きく分けて、
①大幅な給料アップ
②日本ではできない暮らし、経験ができる
③外国人の同僚と働く中で、自己成長を実感できる
④実はまとまった休暇
など、意外と時間を確保できる という点に分けられるのではないかと思います。
今回はそんな海外駐在員になるためにどのよな選択をしてきたのかを紹介したいと思います。
海外駐在員になるには(入社前)
入社前の大学時代が海外駐在員になれるかどうかの、大きな選択の時期だと思います。勿論全く意図せず海外に来ることになった駐在員の方も多くいるでしょうし、なりたくてもなれなった方もいるでしょう。
大学時代
大学時代、漠然と海外で働きたいという思いをもって大学に入った私は、アルバイトをしては海外にバックパック旅行に出るという生活を繰り返していました。これは海外で働きたいから行ったというよりは、単に行ってみたかったから、まとまった時間が取れる大学時代しかこのような生活が出来ないのではという思いがあったからバックパック旅行に出ていました。(当然当時は海外駐在員は意外とまとまった休みを取れるなんてことは知りません。)
また、語学の勉強、日本に留学に来ていた留学生との積極的な交流は、語学力を伸ばすためにも積極的に行っていました。
就職活動時、これらの経験は非常に役立ちました。
就職活動
就職活動では、海外で働ける可能性の高い業種を積極的に選択していました。商社、石油会社、エンジニアリング会社、大手メーカー等です。今思うと、初期配属は新卒採用時の結果で配属が決まったのだと思うので、新卒採用時にアピールしていたことは自分の今のキャリアに非常に大きな影響を与えていたのだと感じます。
駐在した国、地域での生活を通して、駐在している方が多いなと感じた組織、企業は以下。
- JICA
- JETRO
- 大使館関連
- 大手総合商社7社
- 中堅以下商社
- 3大銀行(先進国のみ)
- 大手総合電機メーカー
- 大手通信系メーカー
- 通運会社
- エンジニアリング会社
- 建設会社
海外駐在員に選ばれるには(入社後)
入社後、海外駐在のチャンスが回ってくるかは運の要素も大きいです。只、海外に出たいと言い続けていればチャンスがある企業であれば、いつかはそのチャンスは回ってきます。
私は文系の人間ですが、技術系の人間の場合は企業によっては海外の工場、プロジェクト現場勤務の可能性も多くあるので、主戦場が海外の企業の場合は文系社員以上に海外駐在チャンスがある企業も多くあります。
初期配属
初期配属で、私は海外プロジェクト系の部署に配属されることになりました。そのため、入社してすぐに英語の膨大な量の契約書などの書類を渡され、慣れないビジネス英語と格闘する日々が始まりました。はっきり言って、優秀な社員では全くなかったと思います。TOEICの点数も、決して低い方ではなかった(800点台)と思いますが、部内では最下位の方でした。海外駐在経験豊富な先輩たちに圧倒される日々でした。
しかし、そんな私に新入社員も終わりの時期に早速駐在の機会が回ってきたのは、海外に出たいと言い続けていたこと、また学生時代に英語だけでなく第二外国語も学んでおり、留学も経験しある程度は話せるようになっていたためでした。初の出張が、駐在開始となりました。
日々の努力
一回目の駐在が終わり、その後1年ほど日本で勤務していましたが、その間もまた駐在に出たいと言い続けていました。そして、一回目の駐在から1年ほど経ち二回目の駐在の機会が回ってきました。この間、日本での業務を頑張っていたこと、また貿易の知識や英語力を向上させるべくTOEIC対策や英会話の勉強を行っていたことも駐在の機会を得られた事に繋がりました。第二外国語も日々の業務や、HuluやNetflix等の海外ドラマを観ることで磨き続けたことも、駐在機会を得るのに役立ちました。
以上、私が海外駐在員になるまでに行っていたことのまとめでした。それぞれの詳細は、また別の機会に記載したいと思います。