【海外駐在員】海外駐在中の住居選び方
海外中の住まいの選び方
海外駐在が決まり、まず決めなければならないのは駐在中の住居です。会社によって、新たに探さなければならない会社、長期で契約しているアパートや一軒家がある会社、前の駐在員から引き継がないといけない会社等、様々な形があると思いますがここでは自分で探す場合の探し方を紹介します。
駐在員が多いエリアを探す
まずは駐在地の概要を把握、オフィスの位置と街の中心部、外国人駐在員が多く居住するエリアを探します。仕事の関係先や大使館に聞いて生の情報を得るのが良いでしょう。この際、ローカルスタッフの意見だけを鵜呑みにしてしまうと、意外とローカルスタッフは駐在員の生活を知らないのでローカルスタッフにとっての安全な地域という視点から意見してくることがありますので、注意。
駐在員とローカルスタッフでは給与レベルも大きく違うことが多いので、安全には細心の注意を払う必要があります。そのため、他の駐在員からの意見は大変貴重です。
駐在員向けのマンション仲介業者を探す
居住に適しているエリアのイメージがついたら、駐在員向けのマンションを紹介している仲介業者を探します。私は一軒家よりも、特に駐在ではマンションがお勧め。しっかりとメンテナンスされている事が多かったり、虫に悩まされにくいなどメリットは多いです。
仲介業者探しでは、駐在員にマンションを紹介した経験のある業者を探すことが大切。マンションの居住者の情報や、家賃相場の情報で信頼できる情報を持っていないと後でトラブルになります。駐在員向けマンションを紹介している業者は、ホームページも持っている事が多いので事前に写真を見られる事も多いです。
ある程度目星をつけた上で、一軒だけではなく数軒訪問
いざ物件視察となった際は、一軒だけで決めてしまうのではなく数軒訪問し、比較することが大切です。日本の小さなアパートから海外に来ると、日本より遥かに広い部屋に住める場合が多いので即決しそうになりますが、比較は大切。私も六軒ほど訪問しますが、一軒だけでは自分の中に基準が持てません。また、事前にある程度写真を見て目星をつけておくことや、仲介業者に希望を伝えておくことは非常に大切です。
出来れば他の駐在員の家も見せてもらう
出来れば同じくらいの年代、ポジションの方の家を見せてもらうとよりイメージがつきやすくなります。その方が実際に困っている事や、重視している事などもヒアリングするとベター。私も他の日本企業駐在員にマンションに招いていただき、色々とマンション事情を教えてもらいました。
確認ポイント
私が駐在中の物件視察で確認するのは以下;
- 他に外国人駐在員がいるか、可能であれば上下、左右の居住状況。これは、夜中赤ちゃんの泣き声に悩まされるのが非常にストレスになったため。。。また、外国人駐在員が居住している物件はそれだけである程度セキュリティが保たれているかという証明に。
- 水回りは問題ないか、只でさえストレスの多い駐在生活、水回りの清潔さは大切です。匂いに悩まされるなんて耐えられません。
- ベッドのスプリングは問題ないか。腰痛防止。
- 日当たりは良いか、景観は悪くないか。駐在中の休日は引き籠ることが多くなります。家にいる時間がストレスにならないように気をつけています。
- 電化製品は問題なしか。家具付き物件の場合、冷凍庫が実は使えませんでしたなんてなると大変です。
以上、駐在中の住居選びに関しての紹介でした。