海駐ポケのブログ

海外駐在3か国目。駐在員の生活を公開していきたいと思います。

【海外駐在員】海外駐在員が勉強しておくべきこと

海外駐在員生活でよく話題になること

海外駐在員の仕事は、本社からのその国における代表、客先のカウンターパートとして主に客先や取引先と直に接し、本社のその国におけるプレゼンスを高める事、新規の仕事に繋げることです。

客先や取引先と接する際には、直接的にビジネスの話をするだけでなく様々な会話の中で関係性を構築していく必要があり、その際に様々な議論をしたり質問を受けることがあります。本記事では、具体的にどのような話題になることが多いか、気を付けている点はどのようなことあるか紹介していきたいと思います。

駐在地の歴史

現地のお客様の中には、その国の歴史を語りたがるお客様もいます。その際に全くの無知では会話にならず、只相槌を打つだけになってしまったり時には理解できなかったり誤解してしまったりすることもあります。そのため、私は駐在地に行く際、また海外出張の時などにも出来るだけ広く浅くその国の歴史を学ぶようにしています。

そのために非常に役に立つのが、明石書店の~を知るためのシリーズ。海外駐在員のバイブルのような本です。例えば以下。


タンザニアを知るための60章【第2版】 (エリア・スタディーズ58)

 

また、例えば植民地となる経験をした国の中には(基本的にアフリカは殆どの国が植民地化された経験のある国です。)、未だに多くの植民した側の国の方々も駐在していることが多いです。独立した際に、新たな国の基盤を築く中で植民した側の国が支援も行ってきたという経緯もあったり、植民地時代に様々なビジネスが行われていたため独立後もそのビジネスが続いているというケースも。そのため、植民地となった側のみでなく、植民した側の歴史も知っておくというのも大切です。

駐在地の食、有名観光地

もっと気楽な話題で盛り上がるためには、駐在地で有名な食べ物や観光地をおさえておく事も大切です。フランスやイタリアのように、食が非常に豊かな国であれば逆に~食べたことあるか?ともなりにくいように感じますが、私の経験上発展途上国にはその国を代表する料理が数種類あり(逆に数種類しかないように感じる)、まず食べたことあるか?~は俺の母さんのが一番美味しいぞ。といった話題をされることが多いです。その際に、実は日本でも~料理屋があり、どのような人がレストランを営んでいてといった話題が出来るように、日本にいてもその国の食に興味を持っておくと役立ちます。

観光地であれば、出来れば行ってみるのが勿論一番良いのでsが、難しい場合今はインスタグラムやFacebookでいくらでも興味を持った国の観光地の写真を挙げているページがあるので、写真だけでも見ておくことをお勧めします。

日本の歴史

日本人で一番話題にされやすいのは、やはり日本の歴史です。驚異的な経済発展を遂げた日本の歴史は、発展途上国では歴史の授業で習うことも多いらしく、全く無知でいると驚くような単語や知識が披露されることがあります。

万世一系と言われる日本の皇室や、独自の文化、歴史の侍の歴史など外国人に興味を持たれる、質問される歴史の話は多いので、歴史に関しては様々な本を読んでおくことをお勧めします。個人的には、多少偏った書き方はされているものの、小説家の百田尚樹さんの「日本国紀」は外国人に語ると興味を持たれるような内容が多く書かれているので、おすすめです。


日本国紀

この記事のまとめ

以上、海外駐在員が勉強しておくと良いことでした。(一般常識レベルの話ですが)

海外駐在員は、駐在地の客先、取引先にとっては本社の代表であることはもちろん、日本の代表のような存在でもあります。日本人全体の印象にも大きく影響するので、普段から振る舞い、会話の内容など注意して生活していく必要があります。(ついつい忘れがちですが。。)